株式会社 ダブレット・ラボ 
会社概要
株式会社 ダブレット・ラボ   w-lette labo inc
代表取締役   門脇信夫
資本金     1,000,000円
本社      〒 257-0051  神奈川県秦野市今川町1-5-515
        TEL 090-3138-2271   FAX 0463-86-6034
倉庫・工場   〒257-0031   神奈川県秦野市曽屋2-6-30
        清水ハイツ103
取引金融機関  横浜銀行 秦野支店
 
企業理念   楽しく、ハッピーな会社!
株式 ダブレット・ラボを起ち上げた門脇信夫は8年間、スケッチ教室「しろひげ塾」を秦野市に開講し、市内外の人たちに観光スケッチを指導してきましたが、新規会社では絵を描くことを趣味としている多くの人たちに、深く考えず気楽に接してもらえるような機会を作りたいと常々考えおり新しいスケッチの指導法、画材の軽便化をめざし、新規画材の開発、普及を目指します。
 
28歳から現在も継続中の、建築完成予想図作成の業務は、建築設計から分業したのもので、四角定規のカッチとしたものが本来の姿ですが、私はラフで柔らかい表現が好きでスケッチで表現することを得意として来ました。その延長から、仕事を離れての余暇には外に出てラフな風景スケッチを描いてきました。
東京から秦野に居を移して、しばらくしてから秦野の景観の素晴らしさに気がつき、3年ほどかけて秦野のあらゆる処をスケッチして歩きました。その数は70枚を超えていました。 それらの絵を掲載した「秦野の観光スケッチ」という冊子を自主出版し無料で配布しました。この様な、みなさんに見ていただく機会を作ったところ、2007年に秦野市観光協会の目に止まり秦野ジャスコのセンターコートで行われた秦野物産展の一角で、スケッチの原画を披露する機会を得ました。
それが、絵の好きな方々の目に触れ、自分たちも描いてみたい、教えて欲しいという声があり、まずは教室が無いので通信教育を始めました。半年ほどして、教室の必要性を痛感し、市の空店舗対策補助金の応援を得てスケッチ教室「しろひげ塾」を駅から2分の平成橋端詰にオープン、通学の生徒が入塾しました。
6年ほど開講しておりましたが、教室で勉強する生徒が全て卒業し、屋外で描く生徒ばかりになり今度は教室の必要性はなくなり、店舗が空の時間が多くなったので2015年教室は閉鎖し、現在は野外のみの授業と毎年開催の「塾生展」9回続けています。そして、皆さんと絵を描きに外へ行くと気になったのは描き出す
備の面倒さでした。もっと荷物を軽く小さく準備を早くできないかと考え始めたのが2012年頃です。
絵具とパレットと画板が一緒になった商品を考案、試行錯誤をかさね、模型を10台ほどつくり、中には特許申請もして認可されたものもありましたが、それにとどまらず進化を重ね現在の商品「w-lette ダブレット」が出来上がり、納得の品物となったので、自ら製造・販売をすることにしました。主な卸先は(株)ホルベイン画材
が引き受けていくれます。現在、意匠登録を申請中です。ホルベインさんは2012年の考案当初から、現場の画家が考案した画材ということで非常に興味を持ってくれました。
全国の観光スケッチを描く作家達が立ち上げた「一般社団法人 観光スケッチ協会」の開発事業部のチームの一員として私もこの商品の開発に従事しました。本来なら協会で製造・販売を手がけるのですが、利益追及は協会本来の趣旨と違うので開発事業部から独立し協会の属会社としてw-letteの開発改良・製造・販売を主軸に運営する新会社「株式会社 ダブレット・ラボ」を立ち上げました。ラボはラボラトリーの略。
研究所、作業場、ダブレットの生みの場とでも言うのでしょうか。発起人は開発事業部部長の門脇信夫ひとり、株主 門脇信夫ひとりの会社です。設立後、第三者割当て増資で株主を協会員、塾生から募集中です。
将来はこんな画材があったらいいなという商品を、協会員はじめ若者たちと共に企画開発していきます。
透かして、なぞって、絵が描ける!
この、透明板に直接描くというシステムは巨匠ヴァン・ゴッホも初期の頃取り入れていたシステムで、透視図法の原点です。
これが、ただの画板とは違う大きな魅力です。また、従来ではスケッチブックと絵具パレットの両方を同時に手に持つことは、非常に煩わしいものでした。しかしダブレットなら右手でも左手でも片手で楽に持つことができます。旅先でもバッグからサッと
取り出し、すぐ描き始められます。■ 構図を作るのが難しい
■ 透視図法がわからない
■ 画板とパレットを同時に持てない
■ 絵を描き出すまでの支度に時間がかかる
■ 左利き用のパレットがない
そんな悩みをダブレットが一気に解消します
 
ダブレットとは気に入った風景を透明板に「透かして」水性ペンで大雑把に描きとりアタリを作り、紙を挟んだ透明板を太陽などの光源にかざすとアタリが薄く透けて見えますので、それを鉛筆で「なぞって」下絵を作ります。これで一番難しい構図が簡単にとれ、初めての方でも「絵が描ける」優れものです。パレットには水筆・サインペン・ボールペンの3本が差し込める穴が左右にあり、利き手が左右どちらでも使えるよう設計されています。  
 
従来より続けている、観光スケッチを指導している「スケッチ教室 しろひげ塾」はこの会社に吸収し将来も続けていきます。これまでは、門脇一人で指導に当たっていたので、生徒数に限りがあり新規の塾生の募集は控えていました。 
創立当初から学んでいる塾生の中には、かなりの完成度に近づき、指導をする力も持っているので何名かを指導者に昇格させ、あらたな塾生を募集するつもりです。
ただし指導法を変更し教室を使わず野外のみでのw-lette を使った新しい指導方法を検討しています。塾生による年1回の塾生展、講演会、セミナーなどを継続して開催します。
あわせて、ダブレットの習得セミナーを全国の画材店店頭で行い販路の獲得につなげます。
 
ゼロから4年間の試行錯誤で「w-lette ダブレット」を誕生させた経験を生かし、画業や生活に必要な新しい何か・・・Somethingを作り出す過程を指導するモノづくりスクールを開講します。この経験とは、データ作成のプロ、金型作成のプロ、樹脂成形のプロと知り合えたことです。
若者の新しいアイデアを練り上げ形にして製品までもっていくプロセスをともに学びたいと思っています。
モノ作りで新しい形を提唱している神奈川大学の「 FabLab Hiratsuka - KU FabStudio」は研究対象のひとつです。
 
3Dプリンタを導入し、アイデアをすぐに形にできる環境を整えます。
これは既存商品の改良を検討するときに外注に頼らず、スピーディに自己生産できる
メリットがあります。またあらゆるユーザーの注文にも対応します。
 

その他、学校関係をターゲットに絞り、特に中学校の美術部に興味があります。美術部に入ったが、顧問の先生もたまに顔をだすだけ、部員は積極的に
絵を描くのはまれで、ほとんどが好き勝手なことをやり、まったりと時間を過ごしているそうです。そんな、学校の美術部の子供達に絵を描くこと、
モノを作ることの素晴らしさをw-letteを通じて伝えられたらいいなと考えています。

販売については、大手画材店 株式会社ホルベイン画材さんが販売を引き受け、全国の画材店に商品を拡散していただけます。
大手画材店の店頭では「w-lette ダブレット」の使い方のデモンストレーションを行う計画です。開発した「一般社団法人 観光スケッチ協会」には指導のできる会員が全国で10名ほど在籍しております。そのメンバーにてデモで担当します。全国に散らばる観光スケッチのプロ集団、正会員18名、一般会員15名のメンバーの中、正会員18名が開発に協力、資金の拠出などに参加。メンバーのスケッチ作品は2016年発行の
「JTSKA観光スケッチ作品集」 定価1500円 フルカラー72ページに掲載されています。

市場での位置づけ我が社の製品が、世間には無い全く新しいモノなので、競合他社を比較するデータはまったくありませんが、世に言う「絵具パレット」の画像を別途添付します。画板とパレットが合体した商品は絵葉書サイズを対象のモノが1点見られますがこのサイズの合体したモノは弊社ですでに企画し、模型を作成済みです。次なる企画はmini w-letteです。現在のA4サイズのw-letteのデータをそのまま縮小しF1サイズの商品を作ろうと思います。
 
一般社団法人観光スケッチ協会 
〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿2-28-10 Shu BLDG 2706
Mail  info@jtska.org